20年目には世界をうならせるゲームスタジオに!いま、ジーンが求めるのはともに育ててくれる「プレイングマネージャー」
20年目には世界をうならせるゲームスタジオに!いま、ジーンが求めるのはともに育ててくれる「プレイングマネージャー」
コンシューマゲーム、 ソーシャルゲーム、アーケードゲーム、AR・VR、WEB開発と幅広く手がける株式会社ジーン。設立は2006年。
2021年に15年目を迎えた今、ジーンの新たなる未来を担う人材を募集しています。求める人材について第1開発事業部長 河上氏とデザインマネージャーの澤田氏に語っていただきました。
20年目には世界をうならせるスタジオに!ジーンが目指す未来のビジョン
――まずは、ジーンさんの企業理念と未来のビジョンについて教えてください。
ジーンの理念は「世界中のお客様を楽しませる会社」です。
はじめは小さな会社から始まって、アーケードゲームを中心に開発し、理念通り、世界で遊ばれるゲームを数多く作ってきました。以降はアーケード以外の展開もしていきたいと思い、コンシューマ、スマホと有名タイトルの開発実績をたくさん積んできて、あっという間に今年で設立15年目になりました。ここから先は、ふたたび理念に立ち返り、コンシューマを中心に自社で手掛けたタイトルを世界へ向けてリリースしていくことを目標に定めました。
とはいえ、世界で戦っていくには、ぼくたちの会社にはまだまだ足りないところがたくさんあります。世界中から高く評価されているタイトルを見ると、グラフィック表現はもちろん、感情を揺さぶるシナリオ、演出とどれ一つをとっても本当にすごくて、その高いクオリティに圧倒されます。それが世界基準で、そこで勝負していくには、ジーンはまだまだ課題が山積みの状況です。ジーンが20年目を迎える時には何としてもそこにたどり着きたい。嬉しいことに現場スタッフからも「世界基準で勝負していきたい」という声が徐々にあがり始めており、スタッフの成長を感じています。
そんな彼らの声と、ぼくたち経営陣の気持ちが重なったのが、まさに今。これを機会に、新たな目標に向けて組織再編し、一緒に戦っていけるスタッフを募集しようと思いました。
R&D部門も稼働開始。ビジョン実現に向けた課題と取り組み
――世界をうならせるスタジオを目指すにあたって、社内の課題はありますか?
先ほどもお話しした通り、世界で戦うには、ジーンにはまだまだ足りないものがたくさんあります。 その中でも、まず1つ目の課題は、各職種のマネジメントを担うスタッフの不足。
現在ジーンのスタッフは、約9割が開発者なので、マネジメントできるスタッフが足りていません。コンシューマのワールドワイド向けの大型タイトルは、開発者はもちろん、技術研究部門、マネジメントスタッフなどさまざまなスタッフが必要で、開発に関わる人員は300人以上必要だといわれています。これを自分たちで運営し、開発を成功させるためには、スケジュール管理や各要素のクオリティ管理など、職種ごとのマネジメントを担う人材がより重要になってきます。
ですが、ジーンにはその人材が少ないので、拡張していきたいと思っています。
――1つ目の課題はマネジメントスタッフの不足ですか。では、2つ目の課題は?
2つ目の課題は、開発技術の研究です。
ぼくたちのようなデベロッパーは、受託したタイトルによって必要な技術が変わってくるので、決まった研究を行うことが難しいです。多くの場合、仕事がきた時に具体的に必要な技術を見極め、そこから研究が始まりますが、そのための期間が確保されているわけではないので、開発と同時進行で進めることになります。結果、開発が後手に回ってしまい、スケジュールに影響が出てしまうということが起こっていました。
そこで2019年、技術研究専門の部署としてR&D部門を立ち上げました。
どんな仕事がくるのか分からないにしても、少なくとも最新ハード向けに必要な技術の研究はして、開発が後手に回ることを防ぎたい。現在は、PlayStation5向けに、グラフィック面の研究を行っており、組織的には5名が在籍しています。将来的には、さらに規模を拡大し、もっと大人数で取り組みたいと考えています。
「やってみよう」と言うリーダーがいる、ワクワクする職場
――ここからは、デザインマネージャーである澤田さんにもお話しをお伺いします。まずは、ジーンを選んだ理由をお聞かせください。
澤田さん:
現在デザインマネージャーとして、スタッフのみなさんをマネジメントしながら開発しています。かつてジーン社屋の近くにあったデベロッパーに長年勤めていたのですが、その時に一緒に仕事をしていたんです。当時から技術力もあって信頼できる会社だと思っていました。ぼくはこれまで、いろんな環境でゲーム開発に関わってきたんですが、転職活動の際、元々の「ものづくりをやりたい」という原点に立ち返り、開発の楽しみを自分で味わいたいと思いました。選考を通じて、ジーンであればそれができると思い、入社を決めました。
――ジーンに入社して感じたことは?
澤田さん:
新しいものを取り入れることに柔軟で「やってみよう!」と言ってくれるリーダーがいることが幸せです。なにか新しい技術を導入したいと思ったら「明日使ってみます」ではなく「すぐ使ってみます」という、フットワークの軽い人たちに囲まれて仕事ができるのはありがたいです。一緒に仕事をしているとこっちもワクワクするし、「負けてられへんな」と良い刺激になりますね。
河上さん:
たとえば、新しい技術もそうですが、現場が「使うかどうかわからないけど試してみたい」というなら、ぼくたちは「いいんちゃう?」と許可します。上で止めるってことは絶対しない。なにが役に立つのかわかりませんし、うまくいけば先駆けになるかもしれない。現場のやる気を優先したいんです。それがジーンの社風ですし、こだわってきたことの一つですね。
――スタッフ間のコミュニケーションはいかがですか?
澤田さん:
オフィスでは、デスクはコミュニケーションを取りやすいレイアウトです。マネージャーやリーダーの席は、普通端っこになりがちですが、ぼくの机は開発陣に囲まれています(笑)。
プロジェクトごとに座っていて、新人たちとも一緒に並んで、会話しながら進めている感じですね。その方が伝達もしやすいので、効率的です。
河上さん:
社長もぼくもそうなんですけど、どちらかいうと開発の近くにいたいと思っています。経営陣だから経営だけやって、現場は現場、ではないんです。開発途中のタイトルを実際に遊んで意見もしますよ。ぼくたちの席も開発室の中にあるので、暇さえあれば喋りにくるスタッフもいますね(笑)。
いまのジーンに必要なのは「プレイングマネージャー」
――先ほど、河上さんより、社内の課題は「マネジメントスタッフの不足」と「開発技術の研究」だと伺いました。それを解決する、いまのジーンで求めている人材像を教えてください。
澤田さん:
いまの業界は、どんどん新しい技術が出てくるし、ハードも目を見張る進化をしています。
これと戦っていくには、
①いかに効率的に技術を最適化し、
②発揮できるメンバーの布陣を作って、
③コスト面も踏まえてマネジメントできるか、
が大切です。そして、これができてこそ、世界と戦っていける作品をリリースすることができるんだと思います。
だからこそ必要なのは「プレイングマネージャー」。
マネジメント力や、絶えず勉強する姿勢が要るのはもちろん、現場の技術・スペックの知識を持っていることが重要です。予算などのコスト面やトラブルを解消する導き方などは、ある程度の専門性が必要ですので、現場を知っている人の方がスムーズな開発に持っていきやすいように思います。
そして、全体を見渡す構想力。世界を含めて、どういったクオリティのものを出すべきか、戦っていくべきかを把握できて、そこに向かってアウトプットできる人材です。
――ジーンさんが考える、プレイングマネージャーに必要な素質とはなんですか?
河上さん:
いまのうちのスタッフはゲームが好きな人が多くて、自分が作っているものに対して責任感もあります。でも、世界を相手に真っ向勝負していくには、自分が作っているものに対するこだわりは持っているのが当たり前。マネージャーやリーダーは、それ以上に、物事を突き詰めることが大切です。
たとえば、リアルな背景を制作するにしても、写実的にキレイにすることは当たり前です。それ以上にそこに空気感、人や生き物の気配をどうやってまとわせるか、良いゲームと言われるものはそれが当たり前にできています。遊んでいる人は気づかない、何気ない表現でも、作り手はその細部をとことん突き詰めるべきです。そのためには、良いものをたくさん見て、分析して、表現できるように技術を追い求めることが大切です。
技術は日進月歩で終わりがないので、開発者は常に「なぜ?」「どうやったら表現できるだろう?」と思い続けることが必要で、それをずっと考えている人たちは伸び続けます。目の前にある技術だけで表現しようとしたり、ここまでしかできないと流すのではなく「どうやって作るのか」「それを作るには、なにがあれば作れるのか」を考える。すると、どんなスタッフが要るのか? 技術が要るのか?と、想像もつかないぐらい必要なものがたくさんあることに気づきます。
そういう発想を、マネージャーやリーダーには持っていて欲しい。そして、どんどん若手にも伝えて、引っ張っていってほしいなぁと期待しています。
設立20年を迎える2026年を目標に「世界で戦える会社」を目指すジーン。
いま、プレイングマネージャーとして活躍する人材を求めています。
持っている技術と経験、そして仕事で成し遂げたいことに真摯に向き合ってくれる自由な社風です。
職種や業務内容はご希望をふまえて話し合って決められますので、
まずは会社をともに作っていきたい!という意気込みのある方、ぜひエントリーをお願いします。
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関西エリアチーム
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