IGQ GAME TV < プロゲーマーインタビュー_Vol.11 ~obuyan氏~ >
IGQ GAME TV < プロゲーマーインタビュー_Vol.11 ~obuyan氏~ >
当社QAサポート部の公式YouTubeチャンネル『IGQ GAME TV』。
2019年6月から様々なゲームタイトルをプレイしたり、有名クリエイターに突撃インタビューしたり奮闘する様子を配信しています。今回は話題のストリーマーである、obuyan氏にインタビューしました。obuyan氏が考えるゲームに対する思い、考え方などについてお聞きしました。
obuyan選手Profile
「10second Gaming」のリーダー。
モバイルレジェンド、ポケモンユナイトのストリーマーとして活動している。モバイルレジェンドでは日本最高ランクの保持者である。ほぼ全ロールを使用することができるオールラウンダー。ポケモンユナイトではウッウ、ルカリオ、バリヤードを使用している。
- Twitter : https://twitter.com/obuyanTV
- YouTube : https://www.youtube.com/c/obuyanTV
プロゲーマー『obuyan』にソロインタビュー!! ~ダイジェスト版~
本日はインタビューを受けていただき、誠にありがとうございます!
こちらこそありがとうございます。こういった機会をいただいて嬉しいです。
では最初に軽い自己紹介をお願いできますでしょうか。
私は『obuyan』という名前で活動しています。YouTubeをメインでライブ配信をしていまして、今までいろんなゲームをやってきたんですが、一番多くやってきたのがモバイルレジェンドというゲームです。実績を重ねてきて今はストリーマー寄りの活動をしています!
なるほど、ありがとうございます。ではさっそく一つ目の質問になります。
今までの大会実績や人生を変えたゲーム、ゲームと出会った時期やハマったきっかけ、ゲームに対する熱い思いなどを教えていただけますか。
まずは大会の実績になるのですが、公式大会だけで言いますと3タイトルあります。
1つ目はポケモンユナイトです。第0回ポケモンユナイト公式大会が準優勝でした。そして2つ目はモバイルレジェンドの大会で、2019年に日本代表決定戦という、世界大会へ行くための切符を巡る大会がありまして、そこで優勝しました。そして世界大会ではベスト6まで残りましたね。2020年にも公式大会がいくつかありまして優勝しています。そして第2回目の世界大会への切符があったので闘い、世界大会でベスト8になりました。
そして3つ目のタイトルはラグナロクオンラインというのがありまして、MMOなのですがRJCという大会で2013年が準優勝、2014・2015年がどちらも優勝という結果になります。
なるほど。凄い実績ですよね。
その中で人生を変えたゲームというのは間違いなくラグナロクオンラインです。
中学1年生ぐらいから始めまして10年ぐらいはずっとやっていました。7年目か8年目ぐらいで、ラグナロクオンラインにPvP、要するに対人戦の大会があると知ったんですよ。MMOって基本は協力プレイでボス倒したり、ダンジョンを攻略したりとかだと思うんです。
確かに協力プレイとかのイメージですよね。
7人対7人のRJCっていう大会では、用意されている装備でしか戦えなということなので、MMO特有の課金では強くなれないんですよね。
プレイヤースキルだけが求められる世界でした。もともとギルド対ギルド・チーム対チームみたいな対人戦の機能を楽しくプレイしていたんですが、自分たちの実力がどれくらいなのかなっていうのが試したくなって出場しました。2013年に初めて大会に出て予選通過しまして、決勝戦は東京ドームシティで開催したんですけども。一人が仕事の都合で来れなくなっちゃったんですね。7人チームなのに6人で出場して、日本で準優勝になりました。そこからアレ?もしかして(対人戦のスキルがあるのかな?)みたいな感じで、対人戦が好きだなってことで、対人システムにどっぷりはまりましたね。
え、そ、それはもう。相手が7人の状態でこっちは6人ってことですか?
それで勝ち抜いたんですか!?
そうですね!日本2位までいってしまって。それで、いろんな対人ゲームとかにも興味を持ちながら、その大会が1年に1回あったので大会に向けて頑張っていました。ですので人生を変えたゲームはラグナロクオンラインになりますね。
おぉ、すごいですねー。それではラグナロクオンライン、モバイルレジェンド、ポケモンユナイトでもいいのですがゲームに対する熱い思いをお聞かせいただけますか。
やっぱり対人戦っていうのは人と人との戦いなので、絶対どこかでミスが生まれるんですよね。そのミスをどう探して自分の優位に広げていくか。というめちゃめちゃ細かく実況もされないような、一般の人には分からないようなところを、細かく詰めて進めていくのが本当に楽しいです。
なるほど。一つ一つ積み重ねて進めていくのが楽しいんですね。
そうですね。ちょっと細かいんですよね。本当に見てわからないし。一見不利にみえる行為が実は有利であったっていうそういう駆け引きがやっぱり楽しいですね。
すごいですね。強者の境地、っていうのもちょっと味わってみたいものですね。ちょっと僕たちも頑張ろうと思います(笑)
ぜひぜひ一緒にポケモンユナイトのランクマッチに行きましょう!
え、えーー、いいんですか!?ありがとうございます!
じゃあ2つ目の質問になるのですが、ゲーム以外の趣味はありますか?例えばマンガ・アニメ・好きな食べ物とかあったら教えていただけますか。
実はアニメがけっこう好きでして。専門学校時代も深夜アニメとかはめっちゃ好きで、だいたい5~6年ぐらい前までは、春からのアニメは全部一話を観て、どれを観続けるか選んでいましたね。
それぐらいアニメが好きでして、特に好きなのを4つ5つ挙げさせてもらうと。
『シュタインズゲート』、『魔法少女まどかマギカ』、あとは『サイコパス』と、『いぬやしき』。それに『オッドタクシー』というアニメ。
この5つがすごくお気に入りですね。他にもたくさん良いのはあるんですけど。
なるほど、熱いタイトルばかりですね。
あ、本当ですか(笑)。最後に観た映画は『オッドタクシー』なんですけど、ちょっとすごかったですね。
いやぁ、すごいですよね。見た目と内容とのギャップが……。
そこら辺がすごいなぁと。その中でも一番好きなアニメってどれになりますか。
あーーー、僕は『シュタインズゲート』ですね。
なるほど!アニメと小説、どちらもって感じですか?
いや、アニメですね、僕は。ゲームとかはプレイしたことがなくて、まだちょっと知らない所があるので、気になってたりはするんですけども。アニメの『シュタインズゲート』の特に一期ですよね。
いやぁ、熱いですよね!鳳凰院凶真ですね。
その通りです!今ちょっと観直していたりします。
定期的に観たくなるアニメですもんね。好きなキャラクターとかいますか?
パソコンとかをやっているので、ダル君は好きですね。
ダル君なんですね!まゆしぃとか来るかと思いました。
2期を観たらそうなるかもしれないですね
ありがとうございます。それではここからはマシュマロで募集した質問になります。
「コズーさんとユナイト配信する予定はありますか?」ということです。
あ、はいはいはい。ポケモンユナイトでスタンダード戦をするときはたまに一緒にやっていたりするんですけども。配信するために前もって予定をたててやるってのは、今のところないですね。普通にやってたらいつの間にか参戦しているってパターンはあります。
私が配信している後ろで動画編集をしてもらっているので、たまたま時間があったりすると配信中に一緒にスタンダード戦に行くって感じですよね。
良いご関係ですよね。配信でゲームも一緒に行くか!みたいな感じでありつつ、裏でしっかりYouTubeの動画編集をされてるんですね。
僕の動画や編集をほとんどコズーちゃんがやってくれているんですよね。僕が編集で携わっている部分ってめちゃめちゃ少ないんですよ。裏方って言い方でいいのか分からないですけど、サムネイルとかも全部コズーちゃんがやってくれていますね。
しっかりとobuyanさんを支えていらっしゃるんですね。とても良いご関係だと思います。ということで視聴者さん、たまに出てくるということなので、お楽しみにしていただければと思います。
では続いての質問です。大会の感想ですね。公式大会第0回の苦戦した所とか、プレイで良かった所、楽しかった所など教えていただけますか。
そうですね、苦戦した所と楽しい所はポケモンユナイトの場合は一緒であることが多いです。大会なので対戦相手が分かっていることが1番違うんですよね。それとBO1(1回勝負で1本先取した方が勝ち)だということ。準決勝まではBO1で1本勝負なので、やはりサンダー戦が怖すぎました。
ドキドキですよね。
ドッキドキでございます。なぜかと言いますと、どれだけ上手くやっても、大会時の環境だったとしてもサンダーを100%安全に取れるシーンがほとんどない訳なんですよね。
サンダーを取れる確率がイーブンだったら50%ですけど、それを残り時間2分までに60%までに上げて、70%まで上げて、80%まで上げて、よしサンダーだ!って感じになるんですけども、それ以上は確率が上がらないので割り切らないといけないシーンがどうしても出てきます。
それが大会で苦戦した所でもあり、楽しい所でもあるのかなっていう感じがしましたね。
残り時間2分以降のサンダー戦の選択肢の多さがものすごくて、いろんな他のゲームをやってきましたが、ポケモンユナイトは本当に多いです。
他のゲームに比べてもポケモンユナイトは選択肢が多いんですか?
最初の8分までに関してはもちろん良い所もあるし、考えることが少ない所もあるんですが、最後の2分に関しては他のゲームをはるかに超えていて、知識だけではカバーできないんですよ。情報が多すぎるのでそれをカバーするのが経験になってくるんですよね。なのでこのシーンは過去にこんなシーンあったぞ。これはこうした方が良かったっていうのを瞬時に判断します。でも1秒だと遅いので、0.2秒とか0.3秒とかで一歩を踏み出しておかないと間に合わないんですよ。逆に良い判断をしても2秒後に判断してしまうと悪い判断になっちゃうという感じです。
今までと動き方であったりとか、今までのパターンと違うってのが大会で起こるのが本当に怖いですね。とてもプレイヤーのタメになる話ですね。
ありがとうございました。
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室内 賢治
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ガラケー・電波基地局・電力メーター・カーナビなどの業務システムから、家庭用ゲーム・スマホアプリなどのソフトウェアテスト、ゲームデバッグ業務を10年以上にわたって携わる。 現在は、QAサポート部のインサイドセールスやPR活動など多岐にわたり担当。